千国の庄 資料館

日本海に面する新潟糸魚川から長野松本まで全長120kmに渡って続く「千国（ちくに）街道塩の道」。明治以前には、内陸部に住む人々の命をつなぐ重要な物流の街道でした。千国は、小谷にあって塩や海産物の輸送を管轄した関所「千国口留番所」が置かれた政治・経済・交通の重要地。資料館内には、当時の番所の様子を再現した展示や塩の道を往来した牛方（うしかた／牛を引いて荷駄を運ぶ人）や歩荷（ぼっか／担いで荷駄を運ぶ人）の旅の様子が分かる貴重な資料が展示されています。