田中一村記念美術館

奄美大島の自然を愛し、昭和期に活動していた日本画家・田中一村（たなかいっそん）のコレクションを常設展示している美術館です。一村は明治41（1908）年栃木で生まれ、東京、千葉と活動の場を移し、奄美の景観に惚れ込み移住しました。奄美の伝統建築“高倉”をイメージした展示室には、一村の東京時代・千葉時代・奄美時代の作品約80点を随時展示し、田中一村の画業に触れることができます。その他館内の企画展示室では、奄美にちなんだ催しも開催。屋外の庭は“一村の杜”としてきれいに整えられ、アダンやソテツなど、一村が絵画のモチーフにしていた奄美の植物が植えられています。