旗山神社

天神七代（アマツカミシチダイ）、地神五代（クニツカミゴダイ）を御祭神とする神社。古くからの伝えによれば、島津家九代忠国公の時、近隣県の山より良竹を境内付近の山に移植し植え、代々の旗竿山としたことから、旗山神社と命名されたそうです。その後薩摩藩における戦争用の旗竿は、この山の竹を用いるのが慣例となったとされ、戦勝の神や開運の神としても知られています。正殿には二つの内社があり、南位には旗山大明神、北位には狩長大明神が祀られています。御神木である大楠は幹回り16m、樹高25m。樹齢は1000年以上とされており、大事に柵で囲われています。境内には3本の大きなイチョウがあり、黄金に染まる様は圧巻です。